中学受験対策を行っているのに、目下のところ苦手としている科目や単元はないでしょうか。もし苦手としている部分が見受けられるお子さんは次のことに注意してください。それは6年生の4月のうちに苦手科目を克服して、得意だと言えるくらいのレベルまで押し上げることをターゲットに勉強を頑張っていきましょう。
どうしてかと言えば、6年生の1学期の途中くらいからは、公開模試や過去問などなど志望中学ごとの対応策を一緒に行って行く必要があるからです。志望中学ごとの対策にたくさんの時間を費やせれば、合格もグッと近づいてきます。ただそれも小学校の基礎的な勉強が漏れなくできていることが条件となります。
そういった背景から、現時点の苦手を克服できるまでの期間は1学期中までがタイムリミットだと思って、時間を惜しんで家庭学習に励むようにしてください。中学受験対策としてはあり得ないことかもしれませんが、もし苦手な部分の克服が夏休みにまでずれ込んでしまうと、個別の志望校対策に費やせる時間が減ってしまうため、テクニカルなことが身につかないまま大切な8月を過ごしてしまうかもしれません。
中学受験のラストスパートとなる最後の1年。勉強のスタートは2月からです。2月が過ぎたらステップバイステップで勉強するスピード感を出していき、4月中には苦手科目や単元を克服するようにすると良いいでしょう。受験学年となっている6年生は、ひたすら机に向かえばいいなんてことではなく、志望校をセレクトして対策を進めていく手間はかかせません。
そのための模試であったり過去問の確保や点検、さらには出願の手配。親御さんが済ませておきたい段取りというのが目白押しです。それがあるのでお子さんの家庭での進捗状況を意欲的に認識し、親御さんもお子さんと同時進行で予定表を自分のものにするように留意してください。
その一方で6年生というのは反抗期にあたるため、親御さんとの進んだ関わりややりとりを好まないケースが増えていきます。親御さんはパーフェクトにを動かそうとチャレンジすることは避けて、基本的に伴走者の立場でお子さんの意見に耳を傾けていきながら家庭学習を進展させていくお手伝いをしてあげてほしいところです。ひとつの例としては、ファーストステップとして勉強の始まりと終わりの5分がきたら声掛けし、進み具合を確認してあげてください。
その際に注意したいところは、もし間違った箇所があっても結果を問いただすことはやめましょう。親のスタンスとしてはわからなかった点はないのか、自信を持てない点はないのかを確かめてみるコミュニケーションをおこなってみるのがおすすめです。この先1年、中学受験の試験日当日でありったけの力を出せるように、Z会の中学受験コースで努力していくことが大切です。Z会 小学生 評判