収集した切手が大量にある場合、自ら業者へ持っていくのではなく、いわゆる「出張買取」という方法を使うことが、賢く買い取ってもらうポイントです。近年、専門として切手買い取りを行う業者も出てきて、さかんに出張買取を行っている業者も増えています。
出張買い取りの利点というと、店まで行かなくて済むことと、たっぷり時間をかけた査定が受けられるということです。記念日があった時に記念品扱いで発売されることもあり珍しい切手はそれが扱われる時期によって出回っている切手の量もかなりの振れ幅で上下します。
そのことによって、買取価格も大分差が出てきますから少しでも高く買い取ってもらいたいのであれば、その切手を買い取ってもらうのをいつにするかによっても重要なファクターです。
もし切手を売ろうとするケース、直接お店に持っていくと即日買い取ってくれるようなお店が多数存在しています。
郵送のように手間もかからず、加えて、スピーディーに現金にすることが可能ですから、急ぎの際には非常にお役にたちます。見ているところで鑑定してもらえるので、それも安心できていいですね。即日買い取ってもらう場合は本人の確認が出来る書類が必須ですから、運転免許証、健康保険証、パスポートなどは携帯しておきましょう。
殆どの切手買取鑑定士では、プレミア珍しい切手として扱われる切手の買取の受け入れも行っています。プレミア珍しい切手というのは、明治と大正、昭和戦前戦後の時代の切手のことを指しており、よく知られているのは「見返り美人」「月に雁」というものです。めったにないものなので、シートとしてでなくバラであっても高価格での買取になる確率が高いです。珍しい切手は昔からメジャーな趣味の一つで、ずいぶんいます。
レアものであれば、買取の時、本来の価格をはるかに超えて金額を提示されることも珍しくありません。
切手の買取相場は日々変動していますし、業者によって買取価格は変わるので時間と手間をかけてでも、高値で切手を売ることをがんばりたいならできる限りたくさんの買取業者に持ち込んで買取価格の最高値を調べるのが正解です。
実際に切手を売ろうという時、「記念珍しい切手や外国切手のように希少なものでなければならない」というわけではありません。
一般の切手も買い取られており、逆に、他の切手よりレートが高い場合もあります。特に、珍しい切手の元々の値段が1000円、もしくは、82円の日常的によく使われる切手シートは、ビジネスにおいて必要とされることが多いです。消費税が上がったりしてしまうと、必要な切手の料金も高くなるので、普通切手のケースは新しいものほど高価買取が可能です。珍しい切手を収集する人がいるという事を発行者側は重々承知しており、切手それ自体にはそこまで発行費用が高いわけではないこともあり、何らかの記念切手が発行されることは多いです。
その類の記念切手というのは買取価格が高い値段になることもよくありますが「記念切手」であっても希少価値の低いものは高価格での買い取りになる可能性は低いです。
過度な期待はせず、鑑定を受けましょう。
通常だと珍しい切手を買い取ってもらう場合は、買い取ってもらいたい切手を業者に直接持っていく、いわゆる「店頭買取」が一般的だったのですが、最近のトレンドでは、ニーズに応えて買取の際の出張や、宅配も行う業者もよくあります。
もしも売ろうと思っている切手の量が多いケース、わざわざ店頭に持っていくのは大変です。それ以外にも、買取のお店から距離のあるところに住んでいらっしゃる場合、交通費をかけて長時間かけて来られるよりも、買取の際、出張してきてくれたり、宅配を利用して買取してくれたりという業者を使わない手はないと思います。銀行では破損した紙幣を交換してもらうことが出来るというのはよく知られていますが、では、切手の破損はどう扱われるのでしょう。
破れた切手の交換というものは行われていません。
それならば、破れた切手は使えないのでしょうか。
あんまりひどい場合は無理でしょうが、わずかな破損で額面の表示がちゃんと確認出来る切手ならそのまま使っても大丈夫でしょう。ただし切手買い取り鑑定士に買取をしてもらうということは難しいでしょう。
往々にして、切手というものは郵便物に貼られ消印が押され、役割を果たすと要らなくなるでしょう。
普通はそうですが、その様な使用済み切手であっても、もしもデザインだったり、希少性だったりに価値があると認められた場合、買取の際に高額になることもあります。もし古い切手はあるけれど価値が不明だというのなら、査定を古切手の買取を行っている業者に頼んでみましょう。