やりたいことを仕事にするべきかどうかについて

やりたいことを仕事にするべきかどうかについては様々な所で議論が成されている。結論から言うと、やはり最もやりたい事は仕事にせずに、2番目・3番目に興味深いことを仕事にするべきではないかと考える。なぜなら、大抵はやりたい事と言うのは自分のペースで、自分のやりたいやり方でやるのが楽しいからである。例を出してみると、私は畑作業が好きなのだが、趣味としてやる分には、微生物の豊富な良い土作りにこだわり、少量多品目の栽培を行い、疲れたら適宜休憩をとるなど、自分の思う通りに作業を進めることが出来る。しかし、仕事となると、納期に対して決められた一定数量を納品する必要があり、また、近隣や農協との関連上、農薬散布をはじめとした自分の好みではない慣行農法で作業を実施する必要があったりする。その様に、好きな分野の作業でも自分の望まない方法や無理をしたスケジュールで行わなければならないなど、制約が生じてしまう。仕事でも一番好きなことを行い、余暇においても一番好きなことを行えば良いのではないか?と言う意見もあるが、普段から仕事で実施していることを余暇においても実施するのは苦痛になって来る。(私の場合、システムエンジニアを仕事にしているが、コンピュータを用いてプログラムを作成するのは楽しいのだが、毎日パソコン作業をしていると土日にまでパソコンを見る気がしなくなって来る)と言う訳で、やはり最も好きなことは趣味にしておいて、2~3番目に興味が持てることを仕事にするのが良いのではないかと考える。
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