「みなし残業代制」とは、前もって固定残業時間（みなし分）を定めてみなし分までは定額の残業代が支給される制度。
日本の企業で導入する割合は2割程度。
この制度、ブラック企業の温床なのでしょうか？
なぜなら、みなし残業時間以上の時間外労働の残業代を支給しない企業が多くいるからです。
制度の理解が及んでいない理由もあるがそもそも悪用する企業が後を絶ちません。
なので、みなし残業代制はブラック企業の多くが導入する制度として有名です。
でも、適正に運用すれば労働者にとって大いにメリットのある制度です。
それは、固定残業時間以上の時間外労働の場合は残業代を支給されればホワイト。
さらに、みなし残業分はどんなに早く仕事を終わらせてもみなし分を支給されます。
なので、労働生産性の向上に寄与する制度。
企業にとってもメリットの大きい制度なのです。
ホワイト企業であるかどうかはしっかり固定残業時間と残業代の支給実績を面接時に確認しましょう。
答えられない企業は有無も言わさずブラックと判断しましょう。
入社したら最後、仕事だけでなく生活まで崩壊する危険性をはらみます。